みなさん、アズマ工業の「アズマジック」シリーズはご存じでしょうか?
以前よりおそうじのコツでお話ししてきたように、アズマ工業にはハウスクリーニングのプロが在籍しています。
そのプロも認めるお掃除用品がそろっているシリーズが、アズマジックです!!
プロ仕様の道具なんて、家庭で必要かなあ…、そう思っていませんか?
そんなことありません。意外と、日常使いできます。
わたし、そのことをもっと推したいのです。笑
後編「手垢、水滴、水アカにマルチな拭き掃除クロスを検証!」はこちら >>
アズマジック2種類のクロス
さて、アズマジックといえば、頑固な汚れが落ちる洗剤たちを話題にしていただくことが多いのですが、実は水だけで様々な汚れを落とせるクロスやトイレの研磨パッドなど、便利なツールもあるんです。
今回は前後編に分けて、アズマジックの2種類のクロスを紹介します♩
「アズマジック壁紙クロス」(左)と「アズマジックマルチワイピングクロス」(右)です。
BA630アズマジック壁紙クロス
「”壁紙クロス”って、用途狭すぎない…?」
正直なところ、私は最初にそう思いました。
しかし!
裏と表で別々の繊維が縫い合わされているこの商品。
よく見ると当社の得意な要素が詰まった製品だったんです…!
■表面:w繊維■
ブラシ繊維×吸着繊維、2つの繊維が合わさっているからW繊維といいます。
玄関の凸凹タイルを水だけでキレイにできるとSNSでもご好評いただいている「玄関タイルブラシ」にも採用されている繊維です。
凸凹した面の汚れをブラシ繊維がかきだしながら、吸着繊維が拭き取っていく…という仕組みです!
つまり…「壁紙クロス」は全面がブラシのような、なかなかトリッキーなクロスなのです。
>>W繊維が使われている製品はこちら
■裏面:マイクロファイバー■
吸水性に優れている素材です。エアコンスキマキーレーや窓・網戸楽絞りワイパーなど、たくさんの当社製品に使われています。用途にあわせて、加工方法や織り方などが違うマイクロファイバーが選ばれているんですよ!
さらに、クロスのサイズにも注目。
フローリングワイパーにつけられるサイズになっているので高い所のお掃除もできます♩
アイデア次第でお掃除がはかどるクロス
W繊維とマイクロファイバーの最強タッグが組まれたクロスで、色もグレーで使い勝手が良さそうなので、
どんなおうちにも何か使いどころがあるのではないか…と考えました。
そこで、いくつか試してみました♩
ビフォーアフターの画像を一気にご紹介します。
・壁紙(W繊維面/マイクロファイバー面)
・浴室(W繊維面/マイクロファイバー面)
・網戸(W繊維面)
・窓(マイクロファイバー面)
<壁紙>
まずは商品名のとおり、壁紙をお掃除してみました!
↑ホコリが気になる壁紙には、以下の手順でのお掃除をお試しください♩
①マイクロファイバーでから拭き(ホコリをとる)
②W繊維で水拭き(こびり付いた汚れをとる)
<浴室>
お風呂の小物を洗うこともできます。
ビフォーアフターが写真だとわかりづらいですが、w繊維の面で磨くと汚れが取れてつるっとします。
また、マイクロファイバー面を使えば水気のふき取りまでばっちり!
<窓>
窓はマイクロファイバー面、網戸はW繊維面を使うとクロス1枚で窓のお掃除が完了します♩
<網戸>
網戸の隙間にW繊維が入り込み、水だけでもしっかり汚れを取ってくれます。台風で汚れてから放っておいた網戸も見違えるほどさっぱり!
力を入れすぎると網戸がゆがんでしまうので、様子を見ながら拭いてくださいね。
いかがでしたか?
使ってみると、思っていた以上に広範囲に渡る使い勝手の良さを実感できる商品でした。
それにしても最初の疑問、なぜ「壁紙クロス」という用途を限定するような商品名になったのか…?
それを紐解いてみると、どうやらハウスクリーニングの現場で壁紙を清掃する際、W繊維を使っているというところが開発のきっかけだったようです。
機能性を高めるために、水拭きでも汚れが落ち、ひどい汚れの時には洗剤とも併用しやすく、さらに裏と表で汚れ落ちと仕上げ拭きが一度にできるようにするなど、多くの視点からの商品開発の結果、多用途なクロスができあがりました。
壁紙というニッチな領域のお掃除を追及した商品だったため「壁紙クロス」という名前になったようです。
今回取り上げた使い方の他にも、フローリングにはマイクロファイバー面、洗面所やトイレなどのクッションフロアにW繊維面、車内の清掃に…など、まだまだ使えそうです!
クロスを数枚用意して、場所ごとに分けて使うのが良いかもしれませんね。
皆さん流の壁紙クロス活用方法、ぜひ見つけてみてください!
※ご使用の際には注意点をご確認ください
後編では、「アズマジック マルチワイピングクロス」をご紹介します。