実はこうしたカビは、見た目が気になるだけでなく、住まいや健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
早めに対処したいけど、お部屋のカビの取り方が分からなかったり、小さなお子さまやペットがいる家庭ではカビ取り剤を使用しても大丈夫か心配になる方も多いのではないでしょうか。
一般的なカビ取り剤の多くは塩素系漂白剤を使用しており、強い刺激臭や手荒れのリスクがあるほか、使用場所によっては素材を傷めてしまう可能性があり、注意が必要です。
本記事では、塩素系・乳酸系などのカビ取り剤の特徴や、安心して使える洗剤の選び方をお掃除のプロ目線でわかりやすく解説します。

写真提供:公式アンバサダーゆうこ様(@yuko.kurashi )
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カビを放置するとどうなるの?
カビによる健康被害
お部屋や押入れなどでいつの間にか増えたカビがダニのエサにもなることはご存知でしょうか。
さらにこれらが空気中に舞うことで、アレルギーや喘息などのリスクが高まり、健康被害に繋がることもあります。
カビが住まいの劣化を招く
木材や壁紙にカビが生えて広がると、表面の見た目だけでなく素材が弱くなり、住まいへのダメージを引き起こすこともあります。
「湿度(70%以上)」、「温度(20〜30°C)」、「栄養(ホコリやダニの死骸など)」により、カビが好む環境が揃うとあっという間にカビは増殖するため、早めに対処することをおすすめします。

最も効果が高い塩素系漂白剤の特徴
カビキラーなどの一般的な塩素系漂白剤の主成分は、次亜塩素酸ナトリウムです。
この成分は、カビの細胞やカビがつくる色素を短時間で酸化・分解し、死滅させるため、頑固なカビに最も高い効果が期待できます。
塩素系カビ取り剤の注意点
頑固なカビに最も高い効果が期待できますが、いくつか注意点があります。
- 安全に使用する
塩素系の製品は酸性の製品と混ぜると、有毒な塩素ガスが発生するため、絶対に一緒に使用してはいけません。
「まぜるな危険」と書かれた製品をご使用の際は、「まぜるな危険 塩素系」の表示製品と、「まぜるな危険 酸性タイプ」の表示製品が必ず混ざらないようにしてください。
また、マスク、手袋を着用するようにしましょう。 - 使用する場所、素材に気を付ける
布製品など色落ちさせてしまったりするため、目立たないところで試してから掃除するなど素材を傷めないか確認が必要です。
「アズマジック」はハウスクリーニングの現場で使用している洗剤をベースに、家庭用にアレンジした強力洗剤。
カビへの浸透性を高めるため、粘着性をアップしたジェルタイプのカビ取り剤です。

塩素系だけじゃない!乳酸系カビ取り剤とは?
塩素系のカビ取り剤の使用をためらう場合は、乳酸系のカビ取り剤を選択するのも良いでしょう。
乳酸はカビを抑制する
カビは中性の環境で活発に増殖します。
しかし、乳酸を使うと環境が酸性に傾き、カビの発芽や成長が抑えられます。
また、乳酸には抗菌作用があり、カビの胞子の働きを弱らせる効果も期待できます。
つまり、乳酸は強い刺激を与えて死滅させるのではなく、環境を変えることでカビを抑制します。
乳酸カビトリーナーがおすすめの理由
押入れ、畳、ビニールクロス壁など家中のカビ取りに使えます。
また、カビの抑制はもちろん、有効成分により「カビ除去」、「除菌」、「洗浄」の3つの効果が期待でき、水アカや皮脂汚れを落とします。
※液が染みこむ素材にご使用の際は、液を雑巾などに含ませて汚れ部分を拭き取り、その後充分水拭きしてください。

写真・動画提供:公式アンバサダーゆうこ様(@yuko.kurashi )
【目的別】塩素系と乳酸系カビ取り剤の選び方
塩素系と乳酸系、それぞれに特徴があるとわかっても、いざ掃除する時にどちらを使えば良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。
そんな時は目的別で使い分けるのがおすすめです。
頑固なカビを根絶したいなら【塩素系のカビ取り剤|アズマジックカビ取り洗剤】
メリット
- 強力な酸化作用でカビを分解・漂白できる
- 即効性がある
デメリット
- ツンとした塩素臭が強く、使用時は手袋、マスク、換気が必要
- 肌や粘膜への刺激が強い
- 家具や布製品の素材を傷めたり、色落ちさせるリスクがある
場所を気にせず、やさしく落としたいなら【乳酸系のカビ取り剤|乳酸カビトリーナー】
メリット
- 塩素不使用で低刺激
- 刺激臭がなく、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心
- 木材や布製品、押入れ、壁、窓のサッシなど家中幅広く使える
デメリット
- 漂白効果がないため、素材に入り込んだカビの色は残ることがある
- 即効性は塩素系に比べると劣る
| 目的 | おすすめカビ取り剤 |
| カビを根絶、漂白したい | 塩素系漂白剤(アズマジック カビ取り洗剤) |
| お風呂やキッチンの頑固な黒カビを取りたい | 塩素系漂白剤(アズマジック カビ取り洗剤) |
| 家具・押入れ・部屋の壁のカビを安全に取りたい | 乳酸カビトリーナー |
| 小さな子どもやペットのいる環境で掃除したい | 乳酸カビトリーナー |
「アズマジック」はハウスクリーニングの現場で使用している洗剤をベースに、家庭用にアレンジした強力洗剤。
カビへの浸透性を高めるため、粘着性をアップしたジェルタイプのカビ取り剤です。

乳酸カビトリーナー開発秘話
この商品が誕生したきっかけは、お客様の声でした。
お掃除の学習会で「お酢でカビが落ちるって本当?」と質問を受けたことが始まりです。
そこから
「人体に優しく、家中どこでも使えるカビ取り剤は作れないか?」
と考え、『カビには乳酸が有効だ』という新聞記事が目に留まり、研究を重ね、乳酸を用いたカビ取り剤にたどり着きました。
そして誕生したのが【乳酸カビトリーナー】です。

年間の販売数が10万本以上の人気商品に
実は発売当初、乳酸カビトリーナーは思うように売れませんでした。
その理由は乳酸カビトリーナーは漂白成分を含んでいないため、カビの色が落ちず、カビ自体は除去できても色が残るため、効果が実感しにくかったためです。
しかし、「きついニオイがしない」「安全性が高い」点に注目し、押入れや部屋の壁など、家中どこでも使える安全性をアピールしたところ、徐々に商品の良さが伝わり、年間の販売数が10万本以上の人気商品になりました。
まとめ
- カビを放置すると健康被害や住まいへのダメージに繋がる恐れがあるため、早めに対処しましょう。
- 塩素系のカビ取り剤はカビ取りの効果が高い反面、使用場所や使用する際にいくつか注意点があります。
そのため、カビ取りの目的や使う場所に合わせて、塩素系のカビ取り剤、乳酸カビトリーナーを使い分けしてお掃除する方法がおすすめです。 - 塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムは短時間でカビの細胞とカビがつくる色素を酸化、分解することができる一方、乳酸は酸性の環境にすることでカビの発芽や成長が抑え、強い刺激を与えて死滅させるのではなく、環境を変えることでカビを抑制します。
- 乳酸カビトリーナーは乳酸はもちろん、有効成分により「カビ除去」、「除菌」、「洗浄」の3つの効果が期待でき、水アカや皮脂汚れを落とします。
- お客様の声から生まれた塩素系不使用の低刺激なカビ取り剤「乳酸カビトリーナー」は押入れや部屋の壁など、家中どこでも使える安全性から年間の販売数が10万本以上の人気商品になりました。
よくある質問
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乳酸カビトリーナーが使えない素材や使用時の注意点はありますか?
大理石(人造含む)には使用できません。
材質によってはシミになる可能性があるので、あらかじめ目立たない所で試してから使用するようにしましょう。
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乳酸カビトリーナーは冷蔵庫内も使用できますか?
冷蔵庫内にも使用できます。
ただし、食品に薬剤がかからないようにして使用してください。
使用後はしっかりと水拭きしてください。
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クエン酸でもカビは落とせるの?
クエン酸はカビの成長を抑える働きがありますが、完全に死滅させるわけではありません。
カビの成長を抑えるだけならクエン酸でも良いですが、しっかり減らしたいなら乳酸系や塩素系のカビ取り剤を使用しましょう。
