お墓参りの機会が増える、夏から秋。
お掃除のプロに、お墓のお掃除方法を聞きました!
前編ではお墓の汚れの原因と、お掃除の手順1~3をご紹介しました。こちらは後編の記事です。
\プロのひとことコメント/
全体を洗ってから、細部をきれいにします。
ー目次ー
お墓の汚れの種類について
手順1:墓石全体を掃く
手順2:細部の汚れをかき出す
手順3:墓石全体の水洗い
【後編】
手順4:細部の水洗い
手順5:きれいな水で流す
手順6:コケ取り洗剤で集中ケア
手順7:花立ても洗いましょう
手順4:細部の水洗い
墓誌(名前の部分)や彫の部分などの細かいところの水洗いをします。
表面は「PY660墓石用まる洗いスポンジ」で洗い落とします。細かく短い繊維をスポンジの表面に貼り付けています。大まかな拭き洗いの時に便利です。
この商品は手順3で使用した「PY655墓石用ゴシゴシスポンジ」のブラシ面と同じ「W繊維」を使用しています。スポンジの形状で柔らかいため、より細かい部分を洗うのに向いています。
溝や角は手順2でも使用した、「PY674墓石用溝洗いブラシ」で洗ってくださいね。
墓石の表面についている細かいコケや黒ズミ、シミは「PY656墓石用黒ズミ・シミ落としスポンジ」で磨きましょう。
磨きながら出てきた汚れは雑巾や「PY828墓石用おそうじクロス」で拭き取りながら作業を進めます。
手順5:きれいな水で流す
汚れが出ていると思いますので、最後はきれいな水でしっかり洗い流しましょう。
きれいに流せたら、「PY828墓石用おそうじクロス」で拭き上げます。
優れた吸水力を持つマイクロファイバーでできています。墓石の汚れが軽い場合は、このクロスで水拭きをするだけでもお掃除の効果があります。
手順6:コケ取り洗剤で集中ケア
落ちにくいコケに対して行うスペシャルなケアです。
コケが気になる箇所にCH865アズマジックコケ取り剤 を使います。
中性の洗剤で、スプレーで吹き付けた後は水洗いは不要です。
コケ取りをサポートする酵素が含まれており、軽いコケは翌日に除去されます。コケの度合いや季節・天候によって効果が異なります(雨天時は効果が薄れます)。
手順7:花立ても洗いましょう
花立ては「PY663墓石用花立て洗いスポンジS」/「PY664墓石用花立て洗いスポンジL」で洗います。
花立ての大きさに合わせて、サイズを選びましょう。
硬めのスポンジでこすり洗いすることで、花立ての奥で腐敗した草木のぬめりや汚れを落とすことができます。
いかがでしたか?
編集スタッフも、実際にお墓のお掃除を行ったところ、汚れが落ちて全体が明るくなったのを実感しました。
暑さには気を付けながら、ぜひお盆休みやお彼岸の前にお墓のお掃除をしてみてくださいね。