今回は浴室、キッチン、洗面台などの排水の詰まりを解消するなんとも頼もしい「パイプ詰まり取りま専科」を使ってみることに。
今まで幸いにして家庭で詰まりを体験したことがない私ですが、実際に詰まってしまったら…と考えると背中がゾッとしますよね。
そんな日のために「パイプ詰まり取りま専科」を実際に使っていざ訓練!?
検証開始
1.使い始め
パッケージから取り出す際、ワイヤーがその弾力によりまっすぐ広がろうとしてはじけます。ちょっと注意が必要でした。
次にスライドグリップをワイヤーの先端にゴロゴロと移動させます。
2.さっそく排水口にワイヤー先端を入れてみることに
スライドグリップは左手で支えるように持ちます(このときはグリップは握りません)。次に右手の親指と人差し指でスライドグリップ下部分のワイヤーを摘むように持ち、排水口に小刻みに押し引きしながら押し込みます。
ポイント!
30cmほど差し込まれた段階でグリップを左手でギュッと握り、右手で摘んだワイヤーをグリップ側と動きを合わせて数cmの間隔で少しずつ押し込みます(左手の握りを緩めて右手で摘んだワイヤーを押し込み、また左手でギュッと握り、押し引きすることを繰り返します)。
ついつい急いでしまいますが、あせらないでゆっくり動作してくださいね。
※スライドグリップ後部のワイヤーが曲がった状態だと、ワイヤーがグリップに入り込みませんでした。できる限りグリップ後部のワイヤーを曲げないようにすることで、スムーズにワイヤーを送り込むことができますよ。
3.詰まりの原因はトラップ周辺にある
詰まりの主たる発生原因は、トラップ周辺にたまる溶けにくい物(スポンジ、タワシのカスなど)や髪の毛です。ワイヤーが進まなくなった場合は小刻みに押し引きするか、ワイヤーを回転させるようにしながら押し込めば、詰まりの元に徐々に食い込んでいくことができます。
ワイヤー先端がトラップを超えるくらいまで入り込んだ状態であれば、排水パイプ内部の汚れはワイヤーにより削り取られて、詰まりが解消されている可能性が高いです。こうなればもう大丈夫です。
4.ワイヤーを引き出す時は水を流しながらがポイント
詰まりを解消したワイヤーにはパイプ内部の汚れが付着しています(ちょっと気持ち悪~い)。ということで蛇口をひねり充分に水を流しながらワイヤーを引き出しました。汚れが洗い流されてよかったです。
5.ワイヤーが引っ掛かり動かない時は
ワイヤーが途中に引っ掛かり動かなくなった場合は、無理に引っ張らずにワイヤーを回転させながら小刻みに押し引きを繰り返してください。ワイヤーを回転することで引っ掛かりが外れます。
6.おまけの保管のコツ
ワイヤーに付着した汚れをキレイに洗い流し、乾燥した状態での保管が基本。食用油を塗っておくと、次に使いやすい状態が保てますよ。
今回の感想
正直おもしろかったです!
なんだか、内視鏡を使って排水管を探索しているような感じで正直おもしろかったです(詰まっている状況ではそんな心の余裕はないと思いますが)。
詰まりの原因を調べたのですが、髪の毛、石けんの固まり、タワシの破片など、細かなものがだんだんとたまって、排水管をふさいでしまうとのこと。ということは、完全に詰まってしまう前(なんか最近流れが悪いかなぁ…、という時点)で「パイプ詰まり取りま専科」を使っていれば、簡単に除去することができるハズ。
詰まりが悪く感じたらもちろん、問題なくても、年1回ぐらいは定期的に「パイプ詰まり取りま専科」を使っていれば、不慮の詰まりを未然に防ぐことができます。詰まってからでは遅い、まさに先手必勝という感想です。一家に一台、「パイプ詰まり取りま専科」を用意して置くと安心ですね。