
毎日使う靴をしまう靴箱。
気づいたらホコリや湿気がたまり、カビや嫌なニオイの原因になっていませんか?
特に、靴の汚れや湿気が蓄積しやすい下駄箱は、こまめなお手入れが必要です。
そこで今回は、正しい掃除手順から新聞や重曹を使った簡単なカビ、ニオイ対策をご紹介します!

靴箱が汚れる原因とは?
下駄箱の中が汚れる主な原因は、次の3つです。
- 靴についたホコリ・砂・泥
靴の裏についた汚れが靴箱の底に落ち、たまりやすい。 - 湿気によるカビの発生
密閉された環境では湿気がこもり、カビが繁殖しやすくなる。 - 靴のニオイ成分の蓄積
靴の汗や雑菌が原因で、靴箱全体にニオイが移る。

正しい靴箱のお掃除方法
意外と正しいお掃除方法を知らないという方も多いのではないでしょうか。
ここからは必要なお掃除道具、手順をご紹介します。
用意するもの
- 掃除機 or ほうき&ちりとり
- 雑巾(水拭き・乾拭き用 各1枚)
- アルコールスプレー or 塩素不使用のカビ取り剤
掃除手順
1.靴を取り出し、掃除機やほうきを使ってホコリや砂を取り除きます。
靴は外に出して天日干しすると、湿気やニオイ対策になります。

2.水を濡らし、かたく絞った雑巾で水拭きします。
湿らせた雑巾で水拭きをすると、ホコリや汚れがしっかり取れます。
汚れがひどい場合は、先に住居用洗剤などを薄めて洗剤液を作り、洗剤拭きします。

3.アルコールスプレーまたは塩素不使用のカビ取り剤を吹きかけ、乾いた雑巾で拭きます。
カビが発生している場合は、塩素系不使用のカビ取り剤やアルコールスプレーが効果的。
予防のためにも、しっかり除菌しておきます。

4.カビが発生しないようしっかり乾燥させ、靴を戻します。

簡単!下駄箱のカビ&ニオイ対策
新聞や防カビスプレーでカビ対策
定期的にドアを開けて換気したり、靴を天日干しするだけでもカビ予防になりますが、新聞紙や防カビスプレーを使うことでさらにカビ対策することができます。
新聞紙を敷いてカビ対策する
下駄箱の底に新聞紙を敷くと、湿気を吸収しカビ予防になるほか、次のお掃除の際に新聞を取り替えるだけで済むため、お掃除が楽になります。 新聞紙は1か月ごとに交換すると、良いでしょう。

防カビスプレーを使用してカビ対策する
カビが生えにくくなるスプレーを吹きかけ、乾燥させた後に新聞紙を敷くことでさらにカビ対策になります。

天然植物由来の防カビ成分でカビの増殖を抑制します。 シンク下・押入れ・カーテン・畳・下駄箱・壁紙・ゴミ箱内・サッシなど、カビが生えやすい場所にスプレーするだけで効果を発揮します。 爽やかなシトラスの香りです。
重曹を置くだけ!ニオイ対策
カップに重曹を入れて、靴箱の隅に置くと靴の中の汗や皮脂汚れといった酸性のニオイを吸着し、消臭してくれます。
アロマオイルを数滴入れておくと消臭だけでなく、芳香剤にもなり、おすすめです。

まとめ
- 靴箱の汚れの原因は「靴についたホコリ・砂・泥」「湿気によるカビの発生」「靴のニオイ成分の蓄積」です。
- ①靴を出してホコリ・砂を除去、②水拭きで汚れを落とす、③アルコールスプレーやカビ取り剤で除菌、④しっかり乾燥させる、この①~④の手順で靴箱を掃除すると良いでしょう。
- 靴箱のカビやニオイは下駄箱の換気や靴の天日干しのほかに「新聞紙」「防カビスプレー」「重曹」で簡単に対策することができます。
簡単な習慣で、いつでも清潔な靴箱をキープしましょう!
よくある質問
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靴箱の掃除と玄関の掃除は一緒にした方が良い?
靴箱と玄関の掃除を同時にした方が効率が良く、おすすめです。
順番としては靴箱を掃除し、乾燥させている間に玄関の掃除をすると効率が良いでしょう。
玄関のお掃除方法についてはこちらで詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。