暖房の必要がなくなり、外の風が気持ちの良い季節になると、窓を開けて過ごしたくなります。せっかく窓を開け、清々しい季節を味わおうとしても、網戸が汚れていては気持ちが下がります。そうならないように、早めに網戸のお掃除を済ませたいものです。
その網戸掃除については、面倒だと決めてしまって億劫になっている人も少なくないようです。実際は、要領を得れば、意外に短時間でお掃除ができます。季節の移り変わりの定例行事のように網戸掃除を行うことを習慣化してはいかがでしょうか。
網戸を外す、外さない場合に分けてお掃除方法をご案内します。
(1)網戸を外して掃除
手順1.網戸を外す
網戸は紫外線の影響で破れやすくなっていることがあります。外す際に、網目に力が掛からないように注意してください。また、窓の構造によっては、外しにくい網戸があります。初めて外す場合は、特に気を付けましょう。
手順2.網戸に印をつける(似たような網戸が複数ある時)
できれば、家中の網戸を一気に外して、まとめて洗ってしまいたいものです。その場合、似たような大きさの網戸がいくつかあります。調子に乗って外したのは良いものの、どの窓にはめたら良いのかわからなくなると、意外に時間を費やしてしまうことがあります。気持ち的にも、イライラすることになり、結果的に「網戸掃除なんてやらなきゃ良かった」とならないためにも、どこの窓の網戸かわかるように、枠の隅に小さな印などをつけておくことをお勧めします。
手順3.洗う
網戸を全部外したら、いよいよ洗うことになります。
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浴室や庭など、網戸を並べて置けるような場所で水洗いします。水をたっぷり使い、食器を洗うようにブラシやスポンジで丸洗いします。勢い余って力を入れすぎると網戸が破れたりしてしまうので、力を入れすぎないよう気をつけましょう。
ほとんどの汚れは水洗いで落ちますが、例えば、キッチンの換気口近くにある網戸は、油汚れが混じっていることがあります。このように場所によって汚れが違います。頑固な汚れにはガラス用洗剤を使ってください。
手順4.乾燥させて、元に戻す
乾燥させて元に戻します。この時に日が暮れて暗くなってしまうと、場所によっては網戸をはめずらいので、そんなことも少し頭の片隅におきながら時間配分を考えましょう。
(2)網戸を外さない場合
洗剤や水が飛び散ると、返って周りを汚してしまうので、できる限り水はねしない道具を使ってお掃除をしたいものです。洗剤を使った場合、その後で十分に水をかけて洗剤を落とすことができないとすると、残った洗剤によって網戸が劣化してしまう恐れがあります。安易に洗剤を使わないように注意しましょう。
洗剤や水を使わないとなると、お手持ちのキッチンスポンジに雑巾やタオルを巻き付けてブラッシングする方法もあります。ただ、雑巾やタオルでは、網に絡みついたチリやホコリが取れにくかったり、巻き付けが甘いと何度もやり直すのが面倒です。
できれば、専用のお掃除アイテムをお使いになることをお勧めします。
・オススメ商品 WD597網戸ハンドワイパー
持ち手がついているので、使いやすく、効率的に網戸の汚れが落とせます。モップ部分は取り外して雑巾のように洗えます。ガラス拭き用シートに付け替えることもできますので用途が多彩です。
この他にも、網戸掃除に使えるアイテムが多数あります。窓の構造、網戸のタイプなどに合ったアイテムをお使いください。