窓サッシや窓枠は、ホコリなど汚れがたまりやすく、放置すると黒カビの発生に繋がります。
特に湿気の多い季節や冬場の結露によって、カビが発生しやすく、そのまま放置するとダニの増殖や健康被害を引き起こす恐れがありますので、早めに対処する必要があります。
そこで今回は、お掃除のプロが窓サッシの正しい掃除方法、窓枠に発生した黒カビの落とし方や予防法を詳しく解説します。

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窓サッシの汚れの原因は?
窓サッシの汚れは外からの砂やホコリ、排ガス、花粉が主な原因です。
さらに湿気の多い季節や冬場の結露により、下記の3つの条件が揃うと黒カビが発生しやすくなります。
カビが発生しやすい理由
- 湿度:70%以上
- 温度:20~30℃
- 栄養:ホコリ、水垢、ダニの死骸など
この3つの条件が揃うと黒カビが発生し、さらにカビがダニのエサとなり、ダニの増殖にも繋がります。
これらの微生物が空気中に舞うことで、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こすリスクが高まりますので、カビが生えてしまった場合はなるべく早く取り除くようにしましょう。

窓サッシの正しい掃除方法
基本的に水で落とせる汚れが大半のため、まずは水だけで窓のサッシを掃除してみましょう。
必要なもの
- 掃除機(細ノズル)
- ブラシ
- マイクロファイバークロス
掃除手順
- 乾いた状態のままブラシのスクレーパー側でこびりついた汚れを削ります。
- ブラシ側で砂やホコリなどのゴミを集めて掃除機で吸い取りましょう。
- 水で濡らしたマイクロファイバークロスをブラシに巻きつけて拭きます。

プロが推奨するブラシを傷めにくい使い方
ブラシは手前側から当て、毛先全体を使うように引いて掃除しましょう。
そうすることで先ばかりが傷まず、長くブラシを使うことができます。

窓サッシ専用のお掃除道具

アズマ工業公式Instagramでも窓サッシ専用の商品についてご紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
窓掃除の完全版はこちらで詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeでも窓掃除の方法を動画で分かりやすく解説しています。
窓サッシや窓枠の黒カビの落とし方
「窓サッシの正しい掃除方法」で掃除しても落ちなかった黒いブツブツがカビです。
ここからはカビをしっかり落とす方法について紹介します。

必要なもの
- ゴム手袋
- 乳酸系カビ取り剤
- ブラシ
- マイクロファイバークロス
掃除手順
- 乳酸系カビ取り剤をスプレーし、数分放置する
- ブラシやスポンジなどで優しくこする
- 水拭き&乾拭きして仕上げる
乳酸系は塩素系ほど強力ではありませんが、においが少なく安全性が高いのが特長です。
また、消毒用エタノール(アルコールスプレー)も軽度なカビであれば落とせますので、ご家庭にあれば試してみてください。

頑固なカビを落とす方法
ゴムパッキン部分の頑固なカビは「窓サッシや窓枠の黒カビの落とし方」では、すっきり落とすことが難しいため、塩素系カビ取り剤を使うことで落とすことになります。
ただし、木枠やアルミ製サッシを傷める可能性があるため、使用する際は養生し、カビ取り剤を塗布して長時間放置しないよう十分に注意が必要です。
必ず目立たない部分で試してから掃除するようにしましょう。
また、お掃除の際は、自己責任で無理のない範囲で行うようにしてください。
必要なもの
- ゴム手袋
- マスク
- 塩素系カビ取り剤※
- ブラシ
- マイクロファイバークロス
- マスキングテープ
※カビ取り剤としてよく知られるカビキラーやカビハイターを使って窓パッキンのカビを落としたい方もいるかと思いますが、注意が必要です。
一般的な泡タイプはお風呂の広範囲にカビ取り剤を噴射できるため、浴室で使用して洗い流せることが前提となっており、室内の窓で使用することはそもそも推奨されていません。
そのため、窓のゴムパッキンには粘性の高いジェルタイプのカビ取り洗剤を使うようにしましょう。
お掃除手順
- ゴム手袋とマスクを着用し、十分に換気します。
- マスキングテープでゴムパッキン以外にカビ取り剤がつかないよう養生する
(窓サッシのアルミ部分や木枠にカビ取り剤がつくと変色したり変形する可能性があります。マスキングテープは二重にするとより安心です) - 窓パッキン専用のカビ取り洗剤をカビ部分に塗布し、15〜30分放置
- ブラシなどでカビを取り除き、マスキングテープ(養生テープ)をはがして水ですすぐか、よく水拭きする
- マイクロファイバークロスで仕上げる
塩素系漂白剤を使ったカビ取りは前述したように窓サッシや窓枠の素材によっては変色や傷みが生じる場合があります。
安心してカビ取りしてキレイにしたいという方はお掃除のプロに任せるのも選択肢の一つです。
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窓サッシ・窓枠のカビ予防
窓サッシや窓枠のカビは一度できてしまうと落とすのが大変です。
普段からカビ対策を行っておくと良いでしょう。
- 結露対策を徹底する
窓の結露対策はこちらで詳しく解説しています。
今すぐできる対策もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 窓サッシの掃除後にアルコールスプレーで仕上げする
掃除をした後にカビが生えにくい窓サッシや窓枠部分にアルコールスプレーを吹きかけ、乾いたクロスを拭き上げすると除菌されてカビが生えにくくなります。 - 防カビスプレーの使用する
窓枠やサッシに防カビスプレーをあらかじめ使用しておくと、カビの発生を抑えられます。
一度スプレーすれば効果は約3カ月以上持続するものもありますので、手軽に行えるカビ予防法です。
天然植物由来の防カビ成分でカビの増殖を抑制します。 シンク下・押入れ・カーテン・畳・下駄箱・壁紙・ゴミ箱内・サッシなど、カビが生えやすい場所にスプレーするだけで効果を発揮します。 爽やかなシトラスの香りです。
まとめ
- 窓サッシは乾いた状態で汚れを取り、水で濡らしたブラシで拭くと水だけでキレイになります。
簡単に窓サッシを掃除するなら窓サッシ専用のお掃除道具の使用もおすすめです。 - 窓サッシや窓枠のカビ取りはまず食器用洗剤や中性洗剤を使って掃除します。
それでも落ちない頑固な汚れは素材を傷めないようにマスキングテープで養生し、アズマジックカビ取り洗剤を使って注意しながら落としましょう。 - カビを予防するには結露対策やアルコール・防カビスプレーを活用し、カビが生えにくい環境を作ることが大切です。
よくある質問
-
マスキングテープを使わずに塩素系漂白剤でカビ取りしても良い?
塩素系漂白剤は、木枠やアルミ製サッシを傷める可能性が高いため、注意が必要です。
そのため、必ずマスキングテープで養生して掃除するようにしてください。
-
窓のゴムパッキンのカビには塩素系漂白剤は使用しない方が良い?
液体や泡タイプの塩素系漂白剤は、マスキングテープで養生してもカビが生えていない部分にまで広がってしまう恐れがあります。
また、もし仮に掃除したとしても窓のゴムパッキンに薬剤が留まりにくく、カビに十分に浸透しません。
そのため、窓のゴムパッキンの根深い黒カビには窓パッキン専用のカビ取り洗剤(粘性の高いジェルタイプ)で掃除することをおすすめします。

