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窓の結露取りやお風呂の水滴取り、そしてカビの予防に「水滴トールシタマーデ」。

寒い夜にはストーブを使ってポカポカの部屋で過ごしたいですよね。でも、そうすると憎いアイツがやってくるんです。 そう、アイツの名は結露。

窓ガラスをビショビショにして見栄えを悪くするだけでなく、 (結露が原因で)窓パッキンなどをカビだらけにしてしまうことも。

今回はそんな結露・水滴を簡単に拭き取れるという「水滴トールシタマーデ」を使ってみました。

検証開始

ほんとうは暖房した部屋の本物の結露を取りたかったのですが、今回は実験ということで霧吹きで再現してみました。


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まず、胸あたりの位置から「水滴トールシタマーデ」をガラスに当て、上方向に移動させます。心配していたガラスへのフィット感ですが、まったく問題ないようです。


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結露がヘラに当たり、タンクの中へどんどん溜まっていきます。


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タンク容量は400ccなので、大きなガラスでも立て続けに拭き取ることができそうです。


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次に足元の結露を取ってみます。
腰より下の結露を取る際はヘッドを180度回転させます。


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さっきとは逆方向になったヘッドをガラス下部に当て引き上げてみましたが、ここでもヘラはしっかりとガラス面にフィットして違和感なく結露を拭き取ることができました。

この方法だと手首の位置がラクなので作業として疲れを感じません。

ガラス面へのフィット感の秘密

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作業終了後にヘラ部を指で押してみましたが、硬くもなく、軟らかすぎでもない適度な質感です。

万が一、落としても大丈夫

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作業中に「水滴トールシタマーデ」を落としてしまった…そんなときに床が水浸しにならないように、水の入り口には逆流ストップ機能として、入水穴が小さめに設計されています。これならば万が一のときでも被害を最小限に抑えられますね。

icon今回の感想

結露取りしかできない専門職のワザが光ります。

水滴トールシタマーデ」は結露(水滴)を取る以外、他にはまったく役にたたないグッズです(笑)。それゆえでしょうか。結露を取る機能においてはまさに職人です。「結露取りなら俺にまかせろ」と語りかけてくるような迫力がありました。

しかし、この「水滴トールシタマーデ」の魅力は、単に「結露が取れる」ということにとどまりません。使っていて「楽しい」と思えることが、この道具の最大の魅力かもしれません。目の前で水滴がどんどんタンクに収納されていく様はまるで理科の実験のようであり、楽しさをこえて感動すら覚えます。

道具を使って「楽しい」なんてことがあり得るでしょうか。はずかしい話ですが、大の大人の私がガラスの水滴を取りまくって遊んでしまいました。「水滴トールシタマーデ」が手もとにあれば「結露に悩む」から「結露と遊ぶ」へ、結露に対するイメージが180度変化しますね。