シロッコファンの徹底お掃除!

お掃除で大変なところと言えば、キッチン回りや換気扇の油汚れ。

今回は、レンジフード型の換気扇に多く使われているシロッコファンのお掃除方法をご案内いたします。

プロペラファンに共通する点もありますので、その場合も参考にしてください。

<ポイント 油汚れは、気温が高い方がよく落ちる!>

換気扇(シロッコファン)は、大掃除の対象になることが多いことでしょう。

日本では年末に大掃除を行うことが一般的ですが、欧米では、大掃除のことを「スプリングクリーニング」と呼んで、文字通り春に行われています。春の大掃除は気温が高いため油も落としやすいという利点があります。

 

それでも、換気扇の掃除となると、少なからず「やるぞ!」といった覚悟がいりますので、やはり年末の大掃除の時期に行うことになることでしょう。ただ、冷え切った状態での油汚れのお掃除を避けられるようならば、それに越したことはありません。

まずはこの点を押えておきましょう。

1.お掃除道具を準備します。

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必要なのはこの3つ。
・シロッコファン専用ブラシ
・油汚れ用洗剤…アルカリ性の洗剤をオススメします。
・バケツ…シロッコファンがすっぽり入るくらいのバケツを用意してください。

こちらのページの最後に、関連のお掃除道具のお得なセットをご案内していますので、ぜひお見逃しなく。

<ポイント 油汚れには「アルカリ性」洗剤をご用意>

換気扇まわりの汚れは、調理中に飛び散った油にホコリなどが混じって酸化し、固まったものです。つまり、油汚れは「酸性」なので、汚れを落とすためには「アルカリ性」の洗剤がポイントとなります。

アルカリ性の洗剤が酸性の汚れに出会うと分解しはじめ、汚れを引き剥がしていきます。

普段キッチンで使用している食器用洗剤(中性洗剤)ではこの効果はあまり期待できません。しっかりと、そして時間短縮を目指すならば、アルカリ性と書かれた洗剤がオススメです。


・オススメ商品 CH862アズマジック油汚れ洗剤

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プロ仕様の強力洗剤。油専用。油汚れを強力に分解洗浄します。
ラクに済ませたい方にオススメです。

2.シロッコファンを外します。

シロッコファンの徹底お掃除!

①フィルターとカバーを外す。

②中心のネジを外す。

③シロッコファンを外す。


<ポイント ネジを外せない場合には湿布作業がオススメ>

シロッコファンを外す作業、実はこれが重労働だったりします。例えば何年もお掃除していない換気扇の場合…、ネジが回らなくてシロッコファンが取り外せないということもあります。

その原因は、ネジの周りについた油汚れ。油汚れが付着し硬くなってしまい、ネジが外れなくなったのです。そんな時には洗剤湿布をしましょう。

キッチンペーパーやティッシュなどに油汚れ用洗剤を浸み込ませ、ネジを覆うように貼りつけます。5~10分程放置した後、油の状態を指で確認してみてください。やわらかくなっていれば大丈夫です(やわらかくなっていなければ再度湿布作業を行ってください)。洗剤が油をゆるませ、ネジが回るようになっていますよ。

3.さっそくお掃除を始めましょう。まずはしっかり浸け込みます。

シロッコファンの徹底お掃除!

①お風呂の温度よりちょっと熱めのお湯(40~60度)をシロッコファンが全部つかるくらいまでバケツに入れてください。

②「①」のバケツに油汚れ用洗剤を入れます。トリガータイプの物であれば、まずは5プッシュ入れます(増やしても問題ありません)。

③洗剤が全体に行き渡るように混ぜたら、シロッコファンを浸け込みそのまま20分程放置します。


<ポイント 洗剤をしっかり染み込ませる>

油汚れのお掃除の中ではここが一番のポイント! いかに汚れの中に洗剤を浸み込ませるか、つまり、どこまで油汚れをやわらかくできるかが重要です。

汚れがやわらかくなればなるほどお掃除しやすくなり、時間も短縮できます。カチカチの状態ではブラシが汚れに負けて全く歯が立ちません。


<ポイント アルミ製のシロッコファンは注意!>

アルミという物質はアルカリ性も酸性も苦手。長い間触れていると白く腐食し始めます。金属についたサビを想像してください。「すぐにボロボロになって使えなくなる」というわけではありませんが、使用し続けると寿命を早めてしまいます。

アルカリ性洗剤を使用して短時間でさっと済ませるか、もしくは中性洗剤を使用することをオススメします。


・オススメ商品 TKつけおきくん・シロッコファン用

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アルミ素材用のつけおき洗剤です。つけおくだけで汚れが緩み、そのあとのお掃除がしやすくなります。

4.シロッコファン専用ブラシを使用してこすり落とします。

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20分後…シロッコファンを引き上げます。汚れがかなりやわらかくなっているはずです。さっそくブラシを使って汚れを落としていきましょう。シロッコファン専用ブラシで羽と羽の間をゴシゴシ…ゴシゴシ…こすり洗いします。汚れがスルリと落ちたら大成功!


<ポイント シロッコファン専用ブラシとは>

歯ブラシじゃだめなの?と思ったあなた。家庭用のシロッコファンのほとんどは、羽と羽の間がせまく歯ブラシが入り切れません…。しかも、シロッコファンの羽の1つ1つはカーブしているので、歯ブラシやスポンジではうまく当たらず、洗い残しが多くなってしまいます。

シロッコファン専用ブラシはそういったシロッコファンの構造や油汚れを研究したうえで、一番お掃除しやすい形状を追求したブラシ。これを使うと歯ブラシやスポンジを使用してお掃除した時と比べ、半分くらいの時間でお掃除を終了させることができます。


・オススメ商品 KK692G換気扇ファンブラシ

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ベトベト油汚れもしっかり洗えるハードブラシ。お掃除しづらいシロッコタイプの換気扇ファンの掃除ができます。ファンの2面が1度に洗える毛足とサイズです。

5.「3.浸け込み」、「4.こすり洗い」を繰り返し行います。

シロッコファンの徹底お掃除!

少しは落ちたけれど、ベタベタした汚れがまだまだ付着している…。そんな場合は、再度バケツにシロッコファンを浸け込みます。バケツの水が冷たくなっていたら温かいものに取り替えることをオススメします。汚れ落ちがいまいちだと感じたならば、入れる洗剤の量を増やしてみてください。

そして、時間が経ったらブラシでこすり落とします。「3.浸け込み」、「4.こすり洗い」を繰り返し行い、汚れを落としていきましょう。


<ポイント 油汚れは地層のようになっている>

長年放置した油汚れは、地層のように汚れが積み重なっています。汚れは古ければ古いほど固くなり、最下層はカチカチの状態です。新しい汚れには比較的短時間で洗剤が浸み込んでいきますが、古い汚れにはなかなか浸み込みません。根気強く繰り返すしかなす術がありません。


<ポイント 超裏ワザ こびりついた汚れにはコレ!>

繰り返しの作業を思い浮かべ、思わずため息を漏らしたあなたにとっておきの技を伝授いたします。それは、汚れをまず削り出し、その後浸け置きをするというもの。と言っても、古くなった油汚れは固くなっているのでなかなか削れません。


・オススメ商品 BA748アズマジック換気扇スクレーパー

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そこで用意するのは、シロッコファンの羽に収まるくらいのスクレーパー。

これを使って、油汚れを一つ一つ削ります。固く古い油汚れを掻き出した後に、洗剤に浸け込むので、短時間で洗剤が油に浸透して剥がれやすくなります。

マイナスドライバーでも代用ができますが、いずれにしても傷がつく可能性もありますので、細心の注意を払ってくださいね。


いかがでしたか? ポイントは「浸け置き」。汚れをいかにやわらかくするかです! 何年も放置すると頑固な汚れになってしまうので、1年に1回は換気扇のお掃除をすることをオススメします。暖かい春の季節、ぜひやってみてはいかがでしょうか。

 

 


<ご紹介商品のお得なセット販売>


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換気扇のシロッコファンを徹底的にお掃除するためのセットです。
①~③の手順でお掃除することで頑固な油汚れも簡単にお掃除がすることできます。
①「スクレーバー」で固まった油汚れを削る。
②「つけおきくん」でつけおきする。
③専用の「ブラシ」で汚れをブラッシングする。






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換気扇のシロッコファンとレンジ周りを徹底的にお掃除するためのセットです。
上記3点セットに「CH862アズマジック油汚れ洗剤」をプラス!
つけおきしている間に、油汚れ洗剤でコンロまわりや壁などのつけおきのできない部分をお掃除することで、さらに効率良くキッチンをお掃除することができます。