読売新聞にて、静岡県の日本一である「清掃用品出荷額」に寄与する県内の製造事業所のひとつとして弊社が紹介されました。

電化製品などを除く国内清掃用品出荷額ランキングでは、静岡県は47億5800万円と、2位の岡山県に1.8倍以上の差をつけ、全国の39%を有しています(平成28年経済センサス-活動調査より)。その出荷額は県内3事業所が支えています。

弊社の創業は1896(明治29)年。浜名湖周辺でい草が栽培されていた地域環境から畳表やゴザを中心とした荒物雑貨卸商をスタートし、1954(昭和29)年には主要商品であった座敷ほうきの専業メーカーに転向しました。現在では全国トップクラスのほうき販売占有率です。

実は、関東は畳の目に食い込むように斜めに切り揃えられた短柄のほうき、関西は板間の掃除に適した毛先のやわらかな長柄のほうきと東西で好みが異なります。この由来の歴史は古く、江戸時代頃に遡りますが、弊社では立地を活かし、ほうきに限らずニーズに合わせてあらゆる清掃用品を展開できたことで成長してきました。

純国産手編みほうきを作ろうと2015年から続けている「 ほうき草プロジェクト 」も今年で4年目。今年のプロジェクトも始動し、すでに栽培に取りかかっています。

弊社は今後も皆さまにご愛用いただけるように、長く使える質の良い製品づくりに取り組んでいきます。


一貫して国内生産であることにこだわった「濱松出世手編みほうき」をはじめとした「手編みほうき専門サイト」はこちらから。

吾妻箒