ワックス掛けをするときには古いワックスを剥離するかしないかで手順が異なります。
古いワックスを剥がすことで仕上がりがキレイになりますが、その分負担も増えます。
状況に合わせて選択してください。
今回は床のワックス掛けについてご紹介します。
手順
【剥離作業をしない場合】
1.家具を片付けます
移動できる机や椅子などを動かします。動かすことができない棚などはそのままでも大丈夫です(ワックスは床の保護を目的としますので、普段人が動いていない棚の下などはそのままでも問題ありません)。
2.掃除機を掛けます
全体の掃除機掛けを行います。この後に拭き掃除があるので、サッと済ませます。
3.水拭き掃除をします
住居用洗剤を使って念入りにお掃除します。特に黒ズミなどは要注意! 新しいワックスでそのままパックされ、見栄えが悪くなります。丁寧に拭き掃除を行ってください。
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4.から拭き掃除をします
仕上がり重視であれば、ここでから拭きを行います。水分が残っているとワックスムラが生じます。自然乾燥だけだとムラが出やすいので、から拭きを丁寧に行います。
5.乾かします
しっかりと乾かします。焦りは禁物です。乾くまでコーヒーブレ一クのつもりで時間をおいてください。
6.ワックス掛けをします
充分に乾いたらワックス掛けを行います。ワックスを部屋全体に直接撒くのはオススメしません。ワックスモップなどに必要な量だけを染み込ませ、部屋の奥から行います。
7.乾かします
ワックスが乾くまで充分に乾かします。窓を開けるとホコリが部屋に入るかもしれないので閉めておくこと! 乾きを早くしたい場合にはエアコンや扇風機がオススメです。
【剥離作業をする場合】
1.家具を片付けます
ここでのポイントは「【剥離作業をしない場合】 1.家具を片付けます」と同じです。
2.剥離作業をします
剥離作業をすることで古いワックス表面についた汚れも一緒に除去できるので、お掃除せずにこのタイミングで剥離作業を行います。剥離作業の際、床に水分が染み込むと床材がそってしまうことがあります。あまり時間をおかずに、状況を確認しながら剥離します。
以後の手順は「【剥離作業をしない場合】 4.から拭き掃除をします」に戻ります。
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