座敷ほうきの使い方について

【お問い合わせ内容】

座敷ほうきをはじめて使います。上手な掃き方を教えてください。

【お答えします!】

座敷ほうきの使い方について

●畳の目に沿って掃く

畳には目というものがあります。実はこの目、非常に繊細です。目に逆らってほうきで掃くと、目が傷んだり切れたりすることもあります。ほうきを使うときは必ず畳の目に沿って掃くようにしてくださいね。


座敷ほうきの使い方について

●力を入れすぎない

掃く時の注意点としては力を入れすぎないこと。畳は非常にデリケートなので、ちょっとしたことでも簡単に傷ついてしまいます。しなやかに優しく掃くのがポイントです。


座敷ほうきの使い方について

●ほうきもデリケート きちんと保管しましょう

また意外に忘れがちなのが、座敷ほうきそのものも非常に繊細であるということです。座敷ほうきで畳をお掃除するたびに、畳を傷つけてしまうのでは本末転倒ですよね。

良いほうきほど、一本一本の穂が細くしなやかにできています。ほうきを引きずったり、押し付けたりすると、せっかくしなやかに作られた穂先が折れてしまったり、クセがついたりしてしまいます。ほうきの扱いにも充分に気をつけてくださいね(間違っても、ほうきをまたいで魔女の宅急便ごっこはさせないでください)。

余談ですが、使い終わった後のほうきを収納するときも穂先を下にして吊すのが重要なポイント。穂先を下にして立てかけて置くと(穂先が床についた状態)、変なクセがついてしまうことになりますよ。

畳も座敷ほうきも傷つきやすいので、優しく扱うことが最大のポイントです。