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「たまった汚れを落とす」よりも「汚れがたまらないようにする」ために、浴室の汚れがたまっていく要因について前回ご紹介しました。

それらを踏まえ、今回は「汚れがたまらないようにする」ための方法をご紹介します。

【汚れがたまらないようにする方法】

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汚れの原因が使用後の水滴であることを考えると、「汚れがたまらないようにする」方法とは浴室に水滴を残さない方法とも言えます。でも壁や床にたっぷりと付着している水滴を完全に除去することはできるのでしょうか。ここでヒミツ兵器の登場です。

秘密兵器

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効率良く水滴を除去できるもの、それはガラスワイパーです。一般的には拭き幅がせまいハンドタイプの方が小回りが効きます。

また水滴を除去する順序は、上から下です。水は重力の関係で絶えず上から下へ移動します。最初に下の部分(床など)の水滴を除去しても、その後、壁の水滴が床に流れてしまうとまたやり直しになってしまいます。順序良く作業をしましょう。

ちょっとやっかいな場所

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凸凹面はガラスワイパーのゴムヘラが均一に密着しないので、どうしても拭き残しが発生してしまいます。このような場合はサッサッと大まかな水滴だけをガラスワイパーを使って除去した後に、入浴時に使用したタオルなどを利用して、残った水分を拭き取ってしまいましょう。

これで完璧です。入浴時に毎回やるのはたいへんに思われるかもしれませんが、作業自体は慣れてしまえば短時間で簡単に済ませることができますよ。

ポイント

水滴を拭き取る前に心掛けておきたいことがあります。
それは水滴を拭き取る前に浴室全体にシャワーなどのキレイな水をまんべんなくかけること。

体を洗った洗剤など思った以上に飛び散っています。せっかく汚れの原因である水滴を拭き取っても、汚れが残った水滴を切っているようであれば効果は半減します。

ちょっとしたひと手間ですが、大切なポイントです。ぜひ心掛けてくださいね。


前回「浴室のお掃除第1弾 こうして浴室が汚れていく…」は下記からどうぞ。

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・浴室のお掃除第1弾「こうして浴室が汚れていく…」>>>


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6

・お掃除のコツ カビの胞子を育てないためのお掃除大作戦!>>>