エアコンの室外機は屋外に設置されているため汚れが溜まりやすく、掃除が必要かどうか悩む方も少なくありません。
また、「自分で掃除したいけれど、具体的なやり方が分からない」という方も多いでしょう。

この記事では、室外機の掃除が本当に必要かどうかをはじめ、自分でできる掃除の方法、さらに業者に依頼すべきケースやその費用の目安について、プロの視点で詳しく解説します。

目次 閉じる

  1. 室外機の掃除は必要?
  2. 自分でできる室外機掃除のやり方
  3. 室外機に水をかけずにできる節電対策
  4. 室外機掃除を業者に頼むべきケースとは?
  5. まとめ
  6. よくある質問

この記事でわかること

室外機の掃除は必要?
室外機は屋外設置を前提に作られているため、頻繁な掃除は基本的に必要ありません。
とはいえ、冷暖房の効きや電気代の節約のために、エアコン本体の掃除と合わせて年に1回程度の簡単なお手入れをすることをおすすめします。
特別な道具や洗剤は不要で、家にあるもので十分対応可能です。
自分でできる室外機の掃除のやり方は?
自分でできる室外機の掃除は、主に以下のポイントを押さえれば十分です。
1.室外機まわりを整理する
2.柔らかいブラシや掃除機で外側や裏側のホコリやゴミを除去
3.本体をかたく絞った雑巾で水拭き
4.ドレンホースの詰まりや虫の巣は割り箸などで取り除く

水を直接かけたり、内部の細かい部分の掃除や洗浄は故障の原因になることがあります。
故障の不安や高所に設置されている場合は、無理に掃除せず、業者に依頼することをおすすめします。

室外機の掃除は必要?

エアコン掃除のときに「室外機まで掃除した方がいいのかな?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
室外機は屋外に設置されることを前提に作られているため、頻繁なお手入れは基本的に必要ありません。
とはいえ、室外機は「冷房時に室内の熱を外に放出し、暖房時には外気の熱を取り込む」という大切な役割を担っています。
そのため、エアコン本体の掃除とあわせて、冷暖房の効きの向上や電気代の節約のためにも、年に1回程度の簡単なお手入れをしておくのがおすすめです。

自分でできるエアコン掃除はこちらで解説してますので、参考にしてみてください。

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室外機掃除のメリットとは?

室外機の掃除には以下のような効果があります。

エアコンの効きが良くなる

室外機が汚れていると熱を排出する効率が落ちて冷房の効きが悪くなることがあります。
吹き出し口や内部のアルミフィンに蓄積した汚れを除去することで、熱交換効率が回復し、冷暖房効率が向上します。

電気代の節約につながる

エアコンの運転効率が悪いと消費電力が上がるため、電気代に影響する可能性があります。
定期的に室外機のお手入れをすることで省エネの効果が上がり、電気代の節約が期待できるメリットがあります。

室外機・エアコンの寿命が延びる

室外機の動作が良くないままでエアコンの使用を続けると、余計な負荷がかかり続けるためエアコン故障のリスクが高まります。
定期的な掃除により、室外機・エアコンの負荷を軽減し、寿命を延ばすことができます。

自分でできる室外機掃除のやり方

「室外機の掃除って難しそう…」と思うかもしれませんが、基本的には外側の汚れを落とすだけでOK。
洗剤も必要なく、初心者でも簡単にできますので、以下を参考に掃除してみてください。

準備するもの

  • 雑巾
  • ブラシ
  • 掃除機
  • 割り箸

室外機掃除の手順

室外機のまわりを整える

室外機の吹き出し口に物を置くと、空気の流れが妨げられて冷暖房の効率が低下します。
植木鉢や段ボール、収納ケースなどを置いている場合は、この機会に整理しましょう。

室外機本体を濡らした雑巾で拭く

砂埃が気になる場合は、濡らしてかたく絞った雑巾で拭き掃除しましょう。
室外機は基本的に内部に水が入りにくい構造になっていますが、内部には「アルミフィン」と呼ばれる薄い金属板があり、とてもデリケートです。
水を直接かけるのは故障の原因になることがあるため、水拭きにとどめましょう。
※室外機をお手入れする際は、室内機の電源プラグを抜いてから行ってください。

外側のホコリやゴミをやさしく取り除く

室外機の側面や裏側にたまったホコリや枯れ葉などは、柔らかいブラシや掃除機を使ってやさしく取り除きます。
ただし、アルミフィンは力を入れすぎると変形してしまう恐れがあるため、奥までの掃除が必要な場合は無理をせず、プロに依頼するのが安心です。

排水ホース(ドレンホース)の詰まりや虫の巣は取り除く

エアコン使用時に発生する水は、「ドレンホース」を通じて屋外に排出されます。
ホースの出口にゴミや汚れがたまると、水がうまく排出されず、水漏れの原因になることもあります。
出口付近のゴミは割り箸などで取り除きましょう。
また、虫やゴミが入り込むのを防ぐのであれば、防虫(ドレン)キャップやネットをかぶせておくのも良いでしょう。
ただし、ドレンキャップやネットが目詰まりしていると水がうまく排出されず、逆流や漏れの原因になることがあります。
定期的に確認し、詰まりがないようにしましょう。


空気清浄機・エアコンブラシ

エアコンや空気清浄機のフィルターを洗うための専用ブラシです。赤ちゃんの髪の毛をとかすヘアブラシと同じ材質を採用しているため、デリケートなアルミフィンの掃除におすすめです。

空気清浄機・エアコンブラシ

水拭き・乾拭きに|おそうじクロス

120年の歴史をもつアズマ工業から生まれたきほんのおそうじクロスです。
室外機まわりの拭き掃除はもちろん、さまざまな場所のお掃除に使えます。

自分で室外機を掃除する際の注意点

室外機の掃除は、やり方を間違えると感電や故障のリスクも。
以下のポイントを守って、安全にお手入れを行いましょう。

  • 掃除の前に必ず電源をオフにする
    室外機を掃除する前には、必ず室内機の電源プラグをコンセントから抜いてください。
    通電したまま作業を行うと、感電やショートなどの危険があります。
  • 室外機の内部までは掃除しない
    室外機には「アルミフィン」や「コンプレッサー」などの精密機器が内蔵されており、内部まで掃除すると故障リスクが高まります。 「外装の拭き掃除」や「外側のホコリや落ち葉の除去」までにとどめ、内部の洗浄はプロに任せるのが安全です。
  • 室外機を動かさない
    掃除の際に「掃除しやすいように少し動かそう」と思う方もいますが、室外機と室内機は配管でつながれており、無理な力をかけると配管の破損やガス漏れの原因になります。
    掃除は設置された状態のまま可能な範囲で行いましょう。
  • 高所にある室外機は自分で掃除しない
    ベランダの外に天吊りされたり、屋根の上など高所に設置された室外機を自分で掃除するのは非常に危険です。
    落下や転倒による事故につながる可能性があるため、必ず業者に依頼するようにしましょう。
  • 室外機に直接水をかけない
    「外にあるから水に強いはず」と思いがちですが、内部には電子部品・基板が搭載されており、水が入ると故障の原因やショートするなど思わぬ事故に繋がることも考えられます。
    そのため、必ず直接水はかけないようにしましょう。
    また、高圧洗浄機で掃除するのも推奨しません。

室外機に水をかけずにできる節電対策

電気代を抑えたいときに「室外機に直接水をかけて冷やす」という話を聞くことがありますが、前述したように内部の電子部品に水がかかると故障やショートの原因になるため、おすすめできません。
安全に室外機の熱を抑え、冷房効率を上げるには以下の方法を参考にしてみてください。

  • 日陰に設置する
    直射日光を避けることで、室外機の温度上昇を防げます。
  • よしずやすだれを使う
    室外機から1メートルほど離して設置することで風通しを妨げずに日陰を作れます。
  • 室外機周辺に打ち水をする
    室外機の周辺に軽く水をまく「打ち水」も熱を下げるのに効果的です。
    ただし、室外機本体には直接水をかけないように注意してください。

これらの方法で室外機の温度上昇を抑え、冷房の効率を高めることができます。

室外機掃除を業者に頼むべきケースとは?

基本的な掃除は自分でもできますが、以下のような場合はエアコンのプロに掃除を依頼するのが安心です。

  • アルミフィンの奥まで汚れが溜まっている
  • 5年以上一度も清掃していない

こうした状況では無理に自分で掃除をせず、専門知識のある業者に任せることで安全かつ確実に清掃できます。

アズマのホームクリーニングなら、室外機の掃除も対応!

アズマのホームクリーニング」では、エアコンクリーニングとセットで室外機の掃除にも対応しています。

プロの室外機掃除はどこまで掃除するの?

  • 室外機のパネル、ファンを分解する。
  • 養生する。
  • 熱交換器、排水口(底面)を洗浄する。
  • 分解したパネル、ファンを洗浄する。
  • 元通りに組み立てる。

室外機の掃除をプロに依頼する場合の費用の目安は?

アズマのホームクリーニングの場合はエアコンクリーニングに加えて室外機の掃除を追加することができます。
追加料金は1台あたり6,600円(税込)なので、エアコン本体と室外機をまとめてキレイにしたい方におすすめです。

料金の目安は、
エアコンクリーニングと室外機のセットで約19,800円/台
お掃除機能付きエアコンと室外機のセットで約30,800円/台
となっています。※
※掲載価格は2025年7月現在のものです。
今後変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

まとめ

室外機の掃除の頻度は、毎月行う必要はなく、年1回の簡単なお手入れをするだけで十分です。
特別な掃除道具や洗剤が必要ではないので、ぜひエアコン掃除のタイミングで取り入れましょう。

「故障が心配」「5年以上一度も清掃していない」など自分で掃除するには不安があるという方は、プロの業者に依頼するのもひとつの選択肢です。
プロに任せることで、安全に効率的なエアコン環境を保つことができます。

よくある質問

  • 室外機は屋外にあるから、掃除しなくても大丈夫では?

     

    確かに室外機は屋外の過酷な環境でも使えるよう設計されており、頻繁な掃除は必要ありません。
    ただし、長期間放置すると細かい砂ぼこりや落ち葉などが内部に溜まり、冷暖房効率の低下や電気代の上昇、さらには故障の原因になることも。
    エアコンの性能を維持し、電気代を節約するためにも、年に1回程度の簡単な掃除をおすすめします。

  • 室外機掃除に高圧洗浄機を使っていいですか?

     

    NGです。
    内部の電子部品やアルミフィンが破損するおそれがあります。
    家庭での掃除は「水拭き+やさしいブラッシング」が基本です。

  • エアコン(室内機)からの臭いが気になる…。室外機を掃除したら改善する?

     

    いいえ、改善しません。
    エアコンの臭いの主な原因は、室内機内部のカビやホコリです。
    そのため、室外機を掃除してもニオイ対策にはなりません。

    ニオイが気になるときは、
    ・フィルターの掃除(月1〜2回が目安)
    ・室内機内部(送風ファン・熱交換器)のクリーニング
    を行いましょう。
    強いニオイや長期間の汚れは、業者による内部洗浄が効果的です。
    ※ただし、完全分解でなければニオイが残ることがあります。

  • 室外機のフィンの掃除にエアダスターを使っても良い?

     

    室外機の掃除にエアダスターの使用はおすすめしません。
    理由としては室外機のフィンは非常にデリケートで、エアダスターの強い風圧で曲がったり破損するリスクがあるためです。
    そのため、無理に掃除せず必要に応じてプロに依頼するのが良いでしょう。